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2009年2月

2009年2月27日 (金)

マスターの音楽(91) V.A. / Les Demoiselles de Rochefort【試聴付】

Rochefort ■恋に恋する双子姉妹

 映画「Les Demoiselles de Rochefort(ロシュフォールの恋人たち)」のサントラ盤をご紹介。

 「好きな映画は?」と訊かれても、無骨でダンディーな男で通っている(?)オレ様としては、口が裂けても「ロシュフォールの恋人たち」とは言えない。少女趣味だとかお洒落ぶってるとか散々言われかねないから。だから大抵はスターウォーズとかアルマゲドンとかって言う。事実嫌いじゃないし、そっちの方が話も盛り上がる。でも、実はけっこうコレも好きなんです。(告白)

 1964年発表のJacques Demy(ジャック・ドゥミ)監督によるフランス映画、「シェルブールの雨傘」が製作45周年を迎えるにあたり、同監督による1966年発表の本作が2本同時リバイバル上映されていると知ったのは、つい先日のこと。

 いわゆるミュージカル映画でセリフはほとんど歌。観慣れない人には違和感アリアリだけど、10分も我慢すればすぐに独特の世界観に引き込まれる。全編を彩るのはMichel Legrand(ミッシェル・ルグラン)の手による素晴らしい音楽。1960年代の自由で奔放な空気感、軽快に流れるように進行するストーリーが観る者を魅了する。

 リフレッシュ休暇最終日にもかかわらずこの雪、この気温、この仕事のたまり具合。最後にせめて映画でも行って気分転換しようかなぁ~。

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※クレジットはフランス語表記につき割愛

■リバイバル上映のWebサイト
http://www.demy.jp/

■映画テーマ曲「Les Demoiselles de Rochefort」の動画。@ようつべ

2009年2月25日 (水)

マスターの音楽(90) Priscilla Ahn / A Good Day 【試聴付】

Priscillaahn ■フォークソング@Blue Note

 「ギター2本と洋服と、あとはホントどうでもいいものばかり」をトランクに詰め込んで、故郷ペンシルベニアから一人旅立ったのはハイスクールを卒業してすぐのこと。

 西へと続くフリーウェイ沿いのくたびれたカフェで、コーヒーを一杯オーダーする。 熱すぎるコーヒーは、淹れてかなり時間が経ってるのがすぐ分かるくらい煮詰まってる。 それでも、"誰か" が淹れてくれたコーヒーを飲んでいることが純粋に幸福なことに思えたり。

 やったら大きな夕陽が、目指す街のそのまた向こうにゆっくり沈む。今日のドライヴはここまで。また明日も夢に近づくためにしっかりと身体を休めなくちゃ。

 「New Era of Responsibility(新しい責任の時代)」を求められる疲弊した現代アメリカにも、アメリカンドリームは息づいている。Priscilla Ahn(プリシラ・アーン)はそれを体現した女性の一人。来る日も来る日もL.A.でオーディションを受け続けてようやく掴んだチャンスは、BeckやR.E.M、Cardigansにも参加した名ドラマー兼プロデューサーJoey Waronker(ジョーイ・ワロンカ)の目に止まった事によって急展開した。

 同じBlue Noteということや何人かのスタッフが重複することから、多くのメディアはNorah Jones(ノラ・ジョーンズ)と比肩させてプリシラを紹介するけれど、聴く感じではかなり違った印象。喩えて、ノラの歌声を艶やかなヴェルベットとするならば、プリシアのそれはざっくりした風合いの毛布みたい。

 太陽の匂いがする、素朴で強かなプリシラの歌声とメロディは、明日をまっすぐドライヴするための、少し背伸びするための、小さな勇気を与えてくれる。

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  1. DREAM 
  2. WALLFLOWER 
  3. I DON'T THINK SO 
  4. MASTERS IN CHINA  
  5. LEAVE THE LIGHT ON 
  6. RED CAPE 
  7. ASTRONAUT
  8. LULLABY 
  9. FIND MY WAY BACK HOME 
  10. OPPORTUNITY TO CRY
  11. A GOOD DAY (MORNING SONG)

【試聴】 Priscilla Ahn 公式Webサイト
Video #1    http://www.emimusic.jp/intl/priscilla/
All Trucks  http://www.emimusic.jp/intl/priscilla/disco/

2009年2月19日 (木)

マスターの日常(44) ライト・[イン]サイト

Lightinsaight

先日のD&D展に続いて新宿初台オペラシティーです。D&D行った時に見つけたので、実はダブルヘッダーで行ってきました。ヒマ?それは言うな。

これは、あれですな。理科ですよ、理科!根っから文系のマスターですが、こういうサイエンスはアリです。

『自明すぎてあらためて振り返られる機会の少ない「光」という存在の過去、現在そして未来の可能性を、「知覚」という切り口を通してアートと科学を超えた視点から新たに照射する』(展覧会主旨より)

視覚、聴覚にダイレクトに訴えてくるストレートなエキシビジョン。展示物を一方的に観るだけでなく、観る者と展示物とが一体となることによって感じる双方向的インスタレーションは、まさにsight(視覚)を越えて自身のinsight(洞察力)を研ぎ澄ます好機となるでしょう。行くべし!

 and now…,

 in anticipation of your insight

 into the future.

これ、分かる人(ニュータイプ)には分かる名言ね。ライト・[イン]サイト展は2/28まで。急げっ!

ライト・[イン]サイト Webサイト
http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2008/Light_InSight/index_j.html

2009年2月11日 (水)

マスターの音楽(89) GREAT 3 / ROMANCE

Great3romance ■言うことナシ!(#12)

 GREAT 3は元ロッテンハッツの解散に伴い、メンバーだった片寄明人(V/G)、高桑圭(V/B)、白根賢一(V/Ds)のTHE 3名様によって結成された3ピースバンド。

 本作は、G3独特の内に秘めた狂気や葛藤みたいな泥臭さが魅力の初期3部作のひとつ。(1997) 良い意味での男臭さを醸しながらも、メランコリックな歌詞とメロディーラインが哀愁を誘う秀作。

 彼ら7枚目のシングルとなった #5 や、G3ファンなら外さない鉄板 #10 はもとより、THE MILLENNIUMの名曲カヴァー #12 は、原曲に負けずとも劣らない悲哀と愛情とを見事に表現しております。

ちなみに片寄明人氏は、Chocolatお嬢様の旦那さんね。so cuteheart

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  1. Romance
  2. R.I.P
  3. バナナ
  4. ナツマチ
  5. 玉突き
  6. ヒンズーズクワット
  7. マイ・ウェイ
  8. LOVE MEN
  9. Coffee House
  10. バビニボン
  11. THERE IS NOTHING MORE TO SAY

GREAT 3 Webサイト
http://www.great3.com/

★also available "Private Lesson" on DVD
Privatelesson

2009年2月 8日 (日)

マスターの日常(43) 都市へ仕掛ける建築 ディーナー&ディーナーの試み

Dd

一棟の家屋や施設がその周囲に与える景観的・精神的な影響が計り知れないことについては、議論を待たない。

しかし今日、かつてない勢いで都市の調和は損なわれ、「効率」や「個性」という名の衣を纏ったエゴイズムが都市に蔓延している。

「窓からの眺めも、私の部屋の一部なのでしょうか?」

答えは、YES 。 そして、その逆もまた然り。あなたの窓は、都市の一部となっている。

総体としての都市とは、誰のものか。

かつてコルビュジェが夢見た「輝く都市」はジェイコブズによって否定され、都市は「死と生」を経験した。

都市の持つ公共性とは。

新宿初台の東京オペラシティーで開催のエキシビジョン"都市へ仕掛ける建築 ディーナー&ディーナーの試み"は、スイス・バーゼルを拠点に活動する設計事務所D&Dのプロジェクトを通して、固体と都市との有機的調和という問題に対してのひとつの解を提示する。

つー訳で、けっこうマニアックだけと刺激的でした。建築や都市計画が好きな人、行ってみよー。

D&D展 Webサイト
http://www.operacity.jp/ag/exh102/index.html

2009年2月 1日 (日)

マスターの日常(42) Untitled

100days
■100日展
 先週ポストに届いたのは、100日前の自分からのメッセージ。内容は別に特筆するほどではないけれど、この100日間、僕はどんなふうに過ごしてきたっけな?と考えさせられる。忙しいのは悪いことじゃないし、仕事は好きでやってるけれど、少し生き急いでいるのは否めない。たまには後ろを振り返って自分の歩幅と足あとを顧みることは、無駄じゃないよね。

100日展Webサイト
http://www.100nichi-ten.com/index.html

Ginmame
■おいしいコーヒー
 おんさんからもらった薫り高いコーヒー。挽きたてコーヒーはよくあるけれど、焙煎したてってのがあんまり国内に流通していないことは知らなかったな。エグさを感じないすっきりした味わいは、豆の種類だけじゃないんだろうな。一杯づつ丁寧に淹れるコーヒーは、その味や香り以上に、ゆっくり"の"の字を描きながらドリップしている時間そのものがご馳走。このお店、幸い東京にもあるみたいだから近いうち行ってみっかな。

銀豆コーヒーWebサイト
http://www.ginmame.jp/index.html

Finel
■FINELのケトル
 今朝、お湯沸かしながら、やっぱかっけーなと思ったので。去年の夏ごろに買ったケトルのショット。ハイテクな瞬間湯沸しのアレも検討したけれど、なんとなくこっちにした。ヘルシンキ直送です。 ずっしりしたホーローの重みとぽってりしたシルエット。中古品だからところどころホーローが剥がれてたりもするけど、大切に使われてきた温かみがある感じがする。FINEL社は、映画『かもめ食堂』で使われたコーヒーポットが有名っすね。

かもめ食堂Webサイト
http://www.nikkatsu.com/movie/official/kamome-movie/

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